まさか、まさか…今年も宅建不合格体験談を書くことになろうとは。
昨年は7月くらいに受験を思い立ち、約3ヶ月の勉強で突撃するも、50点中18点しか取れず。鉛筆を転がしたほうがマシだったのではないかと鼻で笑われた(気がした)のは悔しい想い出。
ええ、国家資格をナメてたんですよ。試験といえば記憶にあるのが約20年前の大学受験。私、大学の偏差値高かったし、余裕やろと…。いやいや、業界ほぼ未経験のおばちゃんが簡単に受かるもんじゃない。ほんと、ナメててすみませんでした。
約20年の時を経て、知らぬ間に私の頭は衰え宅建は難関資格になっていたんです。
そんな昨年の体験談はこちら。
ということで、リベンジです!昨年の失敗をくりかえさぬよう、勉強の仕方を改善しました。
昨年の敗因は“圧倒的な勉強時間不足”!ならば…
今年は1月から勉強してやろうじゃねえか!!!!!
ということで、1月25日から勉強を始めました。
昨年は民法の過去問を解く時間がなく試験日を迎えたので、今年こそ、全部の講義動画を見て過去問を解き切ろう。いや、過去問を3周はしよう…。そう思っていました。
春くらいの段階でも空いている土日は勉強を進めるくらい、片時も宅建のことを忘れませんでした。
その結果、昨年、宅建業法の過去問を解き切ったのは10月15日なのに対して、今年は8月24日には解き切っています。この時点で、約2ヶ月早いペースで進んでいるといえるでしょう。(ポジティブ)
そして、試験2週間前の10月2日に行われるTAC模試に申し込みました。
試験本番に照準を合わせると、絶対に遅れるのが私の性。なので、少し前の模試までに最低でも講義動画の視聴と過去問を終わらせようとしたのです。グッジョブ!
結局、法令上の制限と税・その他、民法の半分くらいまで動画視聴と過去問を解いたところで模試の日を迎えてしまいました…。
模試とやらを受けるなんて、20年ぶりです。試験当日と同じ時間の回に申し込みました。
試験の日と想定して、朝から宅建業法の復習をして、模試に挑んだんです。
結果は、23点。
いやいや、まだ民法の途中までしかやっていないから、合格点に達していなくて当然!
その後もちまちまと勉強を続け、全部の過去問をひととおり解き終わったのが10月10日でした。
そうです!!!!試験1週間前までに解ききったのです!
昨年は試験までに、宅建業法と、法令上の制限、税・その他の1/7くらいの過去問までしか解けませんでしたので、大きな進歩です。
23点だった模試は、一度復習をして解き直したら、最終的には42点になりました。それでいい!
今年はケチらず講座に課金しました。2講座で計約8万円!
昨年のときもYouTubeで観ていた「ゆーき大学」ですが、今回は課金して講座を受講することにしました。
業界未経験の初学者にもわかりやすい説明で、しかも抑揚をつけて勢いよくしゃべってくれるので講義を聞いていても眠くならないですし、どこが大切なポイントかわかりやすいんです。
スマホで好きなときに講義が聴けるというのも便利でした。
1月25日にこちらに申し込みました。
●【早期セット割】神々しい傑作!神ノートお得な7点セット(宅建 2022年版) × 1 46,000円
YouTubeでも無料で観られますが、あえて課金して受講した目的は「神ノート」というテキストがほしかったからです。やはり講義と対応するテキストがあったほうが、メモも取りやすいですし復習もしやすいんですよね。
実際に受講して気づいたのですが、YouTubeでは観られない動画もけっこうありました。(受講してよかった!)
その後、直前対策講座も受講しました。
8月23日、リリースされて間もない頃に購入したと思います。
●【宅建・直前対策】とにかく自動的に5点あげる禁断のテクニック(解説動画10本付き) × 1 33,000円
宅建だけでなく他の資格試験にも使えるとのこと。宅建のあとに賃貸不動産経営管理士の試験も控えていたので、出費も致し方ないかな、と。
この講座では、「こういう言葉が出てきたら間違いの可能性が高い」という言葉を具体的に教えてもらえて、しかも問題演習と解説もありました。
よく、頭のいい人が「選択肢を読むと間違った答えがすぐわかる」とか言いますが、私にはその感覚がぜんっぜんわからなかったんですよね。でも、この講座を受けたことで、頭がいい人と同じような思考回路を身につけることができたと思います。また、問題を解く順番や○×の付け方などのコツも教えてもらえました。これは課金の価値ありです!
「今年はさすがに受かるでしょう」と思ったけれど、なんか毎年難化してない?
そんなこんなで挑んだ本番。結果は…
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27点でした!
去年18点だったから、9点も上がったよ!・・・じゃねーよ!合格点は36点だよ。あと9点も足りないよ。
そうそう、直前に夫が「そんな簡単に受かるわけねーだろ」と悪態をついてきたので、つい「受かったら3万円ちょうだい!でも、落ちたら1万円あげるわ」と賭けをすることにしたんです。資格試験を受けるのなんて自由なのに、なぜ落ちて1万円払う羽目になったのか。解せぬ。来年も落ちるほうに賭けてもらって、次こそ受かって3万円もらおう。そうすれば実質2万円儲けたことになる!
2回目の宅建試験、落ちた原因はコレ!!!
で、なぜ今回も落ちてしまったのか。敗因を分析していきましょう。
●勉強をコツコツできなかった。
勉強記録によると、1月25日~27日まで進めたあと、次に手を付けたのは3月24日、そしてその次は5月5日、18日、21日、30日、6月9日、11日、12日、23日…8月24日…(ここでメモは途絶える)
そう、コンスタントに勉強を続けられなかったんです。
その結果、宅建業法の講義動画視聴と過去問を1回解き切れたのが8月24日となりました。実に、勉強をはじめてから7ヶ月が経過しております。
なぜ、そんなことになったかというと単純に仕事が忙しかったんでしょう。書籍のライティングに追われ、その間に季刊で出ている情報誌の編集の仕事が入り…「宅建の勉強に手を付ける時間があれば、少しでも仕事を進めないとヤバい」という状況が続いていました。
はい、盛大な言い訳が入りました~!社会人たるもの仕事が忙しいのは当たり前じゃ。
もちろん昨年よりは早いペースで勉強を進められましたが、2回目の過去問を解く時間がほぼなかったのです。暗記に割く時間もあまり取れませんでした。
●試験直前に仕事のピークが重なった!
さらに、昨年と違い今年は試験の数日前に編集を担当している情報誌の校了がありました。なかなかのカロリーの仕事、しかももちろん他の案件も動いているので、息をつくヒマがありません。
「宅建試験に合わせて、仕事を巻きで進める」なんていう器用なことができたら、苦労しないんだよね~~~~~~
先ほど、10月10日までに全範囲の過去問を解き終えたと自慢したと思いますが、実はその日から15日までほぼ勉強に手がつけられないほど忙しくなってしまったのです。睡眠と食事のとき以外、ずっと仕事をしていました。
結局、勉強に戻ることができたのは10月14日の夜。この日からとりあえず模試の復習をしました。予想問題も兼ねているからと思ったからです。そして前日の15日に宅建業法の過去問2周目に取り掛かり、当日を迎えました。
試験直前の1週間が泡となって消えてゆきましたが、なんとか一番重要な宅建業法のみ過去問を2周できたことに関しては、自分をほめてあげたいです。本当は、法令上の制限や民法まで2周しないと話にならないんでしょうけどね~。
●暗記したはずの宅建業法の知識を忘れていた
宅建業法の過去問を解き直しているときに、気づいたことがあります。
それは…
「あれもこれも忘れてる!!!」ということ。
みなさん、「忘却曲線」ってご存知でしょうか?
時間の経過と記憶の関係を表した曲線のことです。人って…一度覚えたものを1日後には74%、1週間後には77%、1ヶ月後には79%も忘れているそうなんです!
…ほぼ覚えていないじゃん。
1月に覚えた宅建業法の知識なんて、10月には忘れているわけですよ。
だから過去問を解いて、覚えて…を何周もする必要があったんです。インプットとアウトプットを繰り返して、記憶を定着させないといけなかったんです。
最悪、勉強の時間がないなら最初に重要ではない民法から手を付けるべきだったかもしれません。10月をすべて宅建業法に費やしたほうがよかった気さえしました。
2023年の宅建試験はこう勉強する!
進化はしたものの、反省点も多く、合格に達するまではやりきれなかった2022年の宅建試験でした。
それを踏まえて2023年の勉強の方針を決めました。
3年目なので大体の内容は理解できています。あとは繰り返し問題を解いて覚えるだけ。そのためには、授業のわかりやすさより、勉強を続ける仕組みを整えたほうがいいかもしれないと考えました。
コンスタントに勉強を続けられない原因の一つに、スキマ時間を上手く使えなかったということがありました。
宅建の過去問を解くためには、問題集を持ち歩かなくてはいけません。自宅で勉強するときは、いったんノートパソコンをしまって、ペンを出して…となると、まとまった時間にしか取りかかれなくなるのです。
そんなまとまった時間なんて、めっっっっっったに取れません。なので、いつでもどこでもスマホで勉強できる環境を整えようと思いました。
また、「ゆーき大学」の講義はとてもわかりやすいのですが、「神ノート」に書いてある内容は暗記用に簡略化されているため、後々見返したときに理解が追いつかないことがありました。だから、市販問題集との併用を推奨されていたのですが、2つを見るのがおっくうで…。
なので、ある程度しっかり解説がしてあり、要点もわかりやすいような教科書のもらえる講座にしようと思いました。
そして、一番大切なのが「進捗管理」です。
自分が今どれくらい学習を進められているのか、試験当日までのペース配分に無理はないか…。一目でわかったほうが危機感を持つことができるはずです。
スマホで勉強ができて、進捗管理もしやすい。
そんな講座……ありました!!
ユーキャンです!
一昨年宅建に一発合格したという取引先の方に教えてもらいました。
え~お値段、63,000円です。経営者は教育訓練給付制度が使えません…。
でも、課金しなくてはいけない理由ができたのです。
実は、今年からフルコミッションの不動産仲介営業を始めたんですよ。
業界未経験ならなおさら宅建士免許くらい持っていないと信用されないでしょうし、契約のときに重要事項説明書が読めないともらえる報酬が減ってしまうんですよね~。切実!
さっそく、勉強を始めました!その感想は…?
昨日から学習をスタート!
専用のサイトからテキストや動画にアクセスができ、単元ごとにオンラインで問題を解いて解説を読むことができます。
テキストは紙のものも届くそうですが、オンラインで見ることのほうが多くなりそうです。難を言えば、マーカーが引けないこととメモを書き込めないことくらいでしょうか。
ただ、メモをしなくていいくらいに詳細に説明がしてありますし、重要なところはかなり強調されていますので、今のところマーカーやメモの必要はないかな、と感じています。
業界未経験だと聞き慣れない言葉も、解説が書かれているので、動画を観なくても理解ができそうです。
動画を全部観ると決めてしまうと、範囲を進める上でのハードルが上がってしまう気がしたので、理解ができるところは動画をスキップしてとりあえず問題の演習を進めていこうと思っています。動画は、車で長時間移動するときなどにラジオ代わりに流していくつもりです。
スマホからでもPCからでも見られるので、今のところスキマ時間をちゃんと使えています!
何%進んだかがひと目でわかるのも、モチベーションにつながりますね。
今年受ける方は、一緒に合格目指してがんばりましょー♪
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