東京へ転職する最愛の先輩へ、公開ラブレターを書きます。

前職が一緒だった先輩が、東京へ引っ越します。

昨日、先輩にフルーツグラノーラをいただきました。

ちょい飲みしました。

先輩の最寄り駅まで、一緒に行きました。

泣きました。

先輩からの手紙を読んで、地下鉄でも泣きました。

(失恋かよw)

そんな、愛する先輩の話です。

 

先輩に初めて会ったのは、2007年12月11日。(mixiを読み返しました)

あれから、10年が経ちました。

私のキャリアのスタートには、この先輩がいました。

優しい先輩でした。

当時、バイトで来ていた私に、一番優しくしてくれた方でした。

きっと関わっても何も得しないであろう新人にも気を配ってくれたことが、

うれしくてうれしくて。

そこからの大ファンです。

先輩は出世株で、

先輩がした仕事は全部私もしたかった。ロールモデルでした。

(結局、違う方面に進むんだけどね)

私は、同期と仲良くすることを放棄して

先輩にひっついていきました。

(当時、他にも素晴らしい編集さんがたくさんいて、憧れでした。私は怒られてばっかりでしたが。)

黄金時代だったと思います。

 すばらしい時代にあの会社にいられて、育ててもらえて、本当によかった。

先輩は、しつこくて、しつこくて。

しつこいゆえに、厳しくて。

それが耐えられないという人もいたけれど、

でも、その根底にある優しさを、私は感じていました。

先輩についていけなくて、辞める人なんて

どうせいつか辞めるんだから、と思っていました。

先輩が正しい。

あのしつこさは、間違いなく雑誌のクオリティを上げていたと思います。

先輩はどこへ行っても人気者で、

毎年先輩の誕生日には、ライブが行われていたほどです。

そんな先輩は、新人に。

そんな先輩は、東京で新人として再スタートを切るそうです。

先輩が雑用をする姿なんて、想像できないけれど

すっかりそれを受け入れているあたり、本当にすごいと思います。

すぐに即戦力になるんだろうなあ。

先輩の関わった雑誌、絶対に買います。

忘れません。

何度もコンパに行ったこと。
(男性メンバーにつきましては、ほぼ記憶にございません)
先輩がいらなくなった洋服をたくさんもらったこと。
たくさん旅行に出かけたこと。
感動的な結婚式のスピーチをしてくれたこと。

 

うちの夫とも仲良くしてくれたこと。

毎日LINEをしていたこと。

性格の悪い発言も、先輩なら受け止めてくれたこと。

東京は近いけれども。

でも、すぐ会える距離にいないのは寂しい。

「今からランチどうですか?」

「ちょい飲みしませんか?」と言えなくなるのか・・・。

 

送別会を、たくさんしました。12月後半から5回も会いました。
ああ、寂しい。

先輩は生きているんだけどね。

寂しい。

この記事を書いた人

えむた あかね

名古屋でライターと編集者をしながら、新しい働き方や暮らし方を探し求めるアラフォーです。
趣味は旅、酒、サウナ。
こちらのブログは、ただの個人の感想やマニアックでリアルな情報を中心にゆるく書いています。
仕事には一切関係ないので、あえてまったく磨いていない状態で出す文章をどうぞ。