「2017年 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が先週終わりましたね。
高校野球もちょっとだけ観ていたプロ野球ファンとしては、ドキドキでした。
●清宮選手はどこの球団が獲るのか!?
●中日ドラゴンズは誰を指名するのか!?
まあ、その結果についてはあまり語ることがないのですが
ひとつだけ、このドラフト会議で思ったことがあります。
手放したら、入ってくるんだ!
清宮選手の交渉権は、日本ハムファイターズが獲得しました。
日ハムといえば、選手を手放しまくる球団。
谷元投手も中日にトレードされましたし、大谷投手もメジャーに挑戦するんですよね。
そういえば、先日ワールドシリーズで炎上したり、いい人だと話題になったりした、ダルビッシュ有投手も日ハム出身。
ほんと、大物を手放しますよね。
でも、また不思議とメジャー級の選手が入ってくる。
手放したから、入ってきたんだろうな、と思いました。
ほしいものがあったら、それと同等のものを手放す。
これは、仕事や人間関係でも言えるのかも。
すべて「ご縁」で決まる。
広島県・広陵高校の中村選手は、広島と中日が指名して交渉権は広島へ。
そして、中日には浜松出身の鈴木投手が。
ドラフト会議の番組で、「就職先が選べないなんて・・・」みたいなコメントもありましたが
たしかに選手は球団を選べないけど、選べたところで選ばれないかもしれないし
結局、「ご縁」のあるところにみんな収まっていくんでしょう。
そういえば、中学校の入学式で
「あなたがたは選ばれてここの学校に来たのです」と言われたことを思い出しました。
第一志望にしている人も多いけど、すべり止めにしている人も多かった中学校で
かくいう私も、上位2校を落ちて入ったので
「選ばれて」という言葉は、すぐには腹落ちしなかったのですが
今思えば、他の学校を落ちたことを含めて、「選ばれた」ということですね。
尊敬する上阪徹さんというブックライターの方も言っていました。
「目の前の仕事に全力で向かう。ご縁を大切にする。自分の運を信じる」
「ご縁」の世界というのは、奥深い。
ドラフトも、自分の行く末も、最後の最後は運に任せるしかないんだろうな、と
ぼんやり考えておりました。