私も働くけど、お金にも働いてほしいと思う今日このごろ。【書評】 「高校中退父さんの みるみるお金が増える 不動産投資の授業」(成田勉著)

ああ、忙しい。

打席に立って、ひたすら投げられるボールをちゃんと打ち返せるように

早朝から夜遅くまで働く毎日。

キラキラ投稿をする気持ちにもなれないし、やりがいが何かを咀嚼する時間もない。

どうやったら人の役に立つんだろう・・・・・くらいしか考えてない。

けど、やればやるほど、なくなる休日。

家庭が崩壊するまえに、働く時間を減らさないといけないし

会社が崩壊しないように、売上はキープしないといけない。

さあ、どうしよう。もう弊社には労働力がありません。

よし、お金に働いてもらおう! 

もちろん、私も働くからさ。

何かを始めるなら、不動産投資かな。

なぜかというと、新しいことを始めるなら、少しでも自分に近い分野がいいから。

実は、私、不動産関係の取材がけっこう多くて

新築、戸建て、リフォーム、賃貸と、総なめしているんですよ。

これでも住宅ライター面(ヅラ)しています。

立地と間取りを眺めるのも好き。

あと、賃貸アパートのオーナー様に取材をさせてもらったことも何度かあるのですが

楽しそうだなあ、という印象。(辛そうだなあとも思うけど)

ということで、この本を読みました。

(積ん読しすぎて、すみません)

「高校中退父さんの みるみるお金が増える 不動産投資の授業」(成田勉著)

ゼロからスタートして、現在、家賃収入9000万円
成田さんが教えてくれるシンプルでリスクが少ない投資術で立地な大家さんになりましょう!

という本です。

著者の成田さんは、賃貸経営に関する取材に何度も協力していただいたことのある方。

どんなテーマでも役に立つお話をしてくださる、

その引き出しの多さに、びっくり!

「大家になる会」を主宰されています。

[blogcard url=”http://ooyaninaru.jp/”]

めっちゃ具体的。精神論じゃないところがいい。

印象に残ったフレーズをいくつか紹介していきます。

まずはタネ銭の300万円を貯める

不動産を買うといえば、ローンを組むというのが普通ですが、

成田さんが初めて銀行から借り入れをしたのは、なんと・・・6棟目を買ったときだそう!

そもそも、著者の成田さん、貯金が上手な模様。

やっぱり、お金に働いてもらうためには、お金を貯める能力(労働力を確保する能力)も必要ですよね〜・・・

ちょっとその時点で「私には無理かも」と思ってしまったのはナイショ。

ワンルームの区分所有なら、150万円くらいで始めることができた人もいるみたいです。

不動産賃貸業、大家業はいちばん手堅いビジネス

「きちんと、ていねいにやれば誰でもできる!無茶をしない限り失敗しない」と書かれていました。

長期的な投資ビジネスなので、株のような一喜一憂が少ないとのこと。

失敗しても、ゆるやかに回復できるビジネスなんだそうです。

空室対策としていちばん重要なのは、入居者が埋まる物件を買うこと!

どんなサイトで調べれば良いのか、誰に聞いてみるといいのかも書かれていました。

そのほかにも、修繕をするときのコツや管理会社との付き合い方など、

かなり具体的なところまで紹介されていて、実際に賃貸経営をするとなるとどういったことが必要なのかがイメージしやすくなっています。

不動産経営については、「賃貸住宅フェア」などのさまざまなイベントも開催されていて情報を得る場所はたくさんあるかとは思いますが、

初心者で、実際に成功している方の、地に足がついたエピソードを知りたいという方にはおすすめの本です。

結論、「もう少し貯金しよう」。

投資のために、と思えばできるかもしれない。

あかねさん
現に、iMacを買い換えようと一瞬迷って、やめた。ほしいバージョンは30万円くらいするから、だったら貯金しようと思いました。偉い、私。

あと、第4期は役員報酬も大幅見直しだな。会社にお金を残そう。

この記事を書いた人

えむた あかね

名古屋でライターと編集者をしながら、新しい働き方や暮らし方を探し求めるアラフォーです。
趣味は旅、酒、サウナ。
こちらのブログは、ただの個人の感想やマニアックでリアルな情報を中心にゆるく書いています。
仕事には一切関係ないので、あえてまったく磨いていない状態で出す文章をどうぞ。